mochimochiyの日記

40歳の妊活覚書!

手術当日③午後

感覚的には、瞬きをするために目を閉じて、目を開けたら、手術した部屋から個室に瞬間移動していたようなものでした。


まじまじと壁紙を見つめ、つぎに頭を動かして自分が今いるのは個室だと改めて認識、さらに腕から繋がる点滴を見ると中身はすでに空っぽ。

個室で1人で寝てるってことは、手術は問題なく終わったということだろうと認識すると、次は時間が気になった。


部屋に時計は…と頭と目だけを動かしていると、枕元にナースコールとともにスマホがあるのを発見!

手術前にテレビの横に置いたけど、看護士さんが目覚めたときのために枕元に置いてくださったということなのね!

すごい気遣い!ありがたい!

で、スマホで時間を確認すると、もうすぐ14時。


やば!夫に連絡しなくちゃ!

手術前も連絡しないままだったから、かれこれ4時間は連絡してない。

心配してるかも。

スマホを片手にとり、まだ思うように働かない頭でなんとか文章をつくり送信。

送信した安心感と、残る麻酔のしんどさでまた目をつむる。


たぶん30分ほど経過し、目をあけるとさっきより意識がハッキリしてきた。

トイレに行きたい感じがするのです!たぶん点滴の影響で。


でもまだトイレはガマンできそう。

そこまで意識がハッキリしてくると、色々気になりだし、確認。

あ、私パンツちゃんとはいてるわ。生理用ナプキンみたいなのもある。

痛みは?うーん、どこもなんにも痛くない。

身体は?肩から半分寝返りみたいにしてみる。あー、動く動く。でも頭は少しクラクラするかも。

理解した状況を文字にし、夫に第二報を送る。


そこからまたウトウト。

30分くらい粘ったけど、トイレがいよいよガマンできない。

枕元にはナースコールとは別にトランシーバーみたいなのがある。

うん、ナースコールじゃなくてこっちのトランシーバーだな。

そう思い、ボタンを押すとすぐに看護士さんが出てくれた。

トイレに行きたいので起きていいかと聞くと、点滴を外しに来てくれるとのこと。

待つこと2分。

サッと点滴を外して、起きるのを手伝ってくださる。

起きてみると確かに頭がクラクラする!

壁に手をついてトイレに行き、またベッドに戻る。

少し看護士さんとお迎えのことなど話して、また眠る。