mochimochiyの日記

40歳の妊活覚書!

手術当日②正午

気持ちよく寝ていると、行きましょうか!とノックとともに現れた看護士さん。

あわてて起きあがり、腕時計を外し、スマホと一緒に揃えてテレビの横に置いた。

スマホでは11:57、正午直前。 


部屋を出たものの、トイレを済ませていなかったので、途中で受付の横のトイレに寄る。

その後、手術室はどこかなーと思って看護士さんについて行くと、ついたところはいつもの内診室。

へぇ!ここであの椅子のまま手術できるのかーと驚く。さらに下着をぬいで椅子にすわると、女医さん現る。あれ、院長じゃないのね…とさらに驚くも、手術着姿がなんとも凛々しい。評判の女医さんだけあるなぁ。


で、まわりでは注射やら点滴の準備をしてくださっている看護士さんがいたので、麻酔したら私は寝ちゃうんですよね?と聞いてみた。

だって誰も何も説明してくれないんだもん。

そしたら、そうですよ、でもまずは点滴のために血管を確保しますねーと答えて、右腕の関節のところでプスリ。

けっこう痛いわ。ちょっとヘタなのかしら。

しかもプスリしたあともゴニョゴニョ動かしている。地味に痛い。

見かねた女医さんがいったん抜くように指示し、別の血管を探す。

皮下脂肪が多いからか、良いのが見つからず、 左腕にチェンジ。

女医さんは左腕を眺めて、ここしかないわね!と関節のところに血管を確保。今度はうまくいったみたいで痛くもなかった。

女医さんがお腹すきましたよねって話しかけてくれて、はい、すきました!と答えると、だんだんボーッとしてきますからねと言う。

そうか、麻酔が入ったんだ。

いよいよか。ドキドキするな。

いったん目を閉じ、深呼吸をする。


そう、一度深呼吸するだけで、また目を開けるつもりだった。だって、友達から麻酔したら数を数えてるうちに寝ちゃうって聞いていたから。


なのに、ふと目をあけると、みたことある柄の壁紙が目に飛び込んできた。

午前中を過ごした個室の壁紙だ。


おおお…

手術おわってる。

なんてこったい!